懐かしいひと。
2006年 03月 06日
街で、懐かしい友人にばったり会った。

中学時代のクラスメイトで、生徒会長も務めたS君。
何を話したかはあまり覚えていないが、しばらく楽しい時間を過ごし、その場を後にした。

正午前に家に帰り、喉の渇きを覚えた私は、台所へ行き冷蔵庫を開けた。
中にコーンのついたアイスクリームが二つあり、その一つを手に取った。
口の中が冷やっとし、なんとも気持ち良い。
しかしすぐ、アイスの脂肪分だけが口の中に残った。
それに不快感を覚えた私は食べる気が失せ、残りのアイスをそのまま捨てた。

ふと気付いた。
もうすぐお昼だと言うのに、台所には誰も居ない。
コンロには、作りかけの野菜炒めが、火にかかったままになっている。

「変だな。お母さん、どこに行ったんだろう。」
フライパンを覗き込み、呟くと、不意に後ろから声がした。

「ママは用事があったのを思い出して、出掛けたよ。」



驚いて振り返ると、そこに居たのは祖母だった。

「あ...そうなんだ。」
「もうじき戻ってくるよ。」

そう言われると、そのような気もしてきた。
しかし、何かおかしい。
そう思いながら辺りを見回すと、先程のフライパンが目についた。

やっぱりおかしい...。
いくら用事を思い出しても、それが急用だったとしても、コンロの火も点けっぱなしで、出掛けたりするだろうか...。

「ねぇ、おばあちゃん...。」
私はもう一度振り返った。

しかしそこにはもう、祖母の姿は無かった...。



...あぁ、そうだ。
あばちゃんは、三年前に死んだんだ...。

◇ ◇ ◇

※注
これは、私が今朝見た夢です。

最近忙しくて、見た夢を反芻する余裕も無く、ちっとも夢日記を書いてませんでした。
でも今日の夢は、何故か目が覚めてからも鮮明に覚えていて...。
不思議な気分になった夢でした。
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