「ほっ」と。キャンペーン
ひと夏の。
2005年 08月 21日
昨日眼医者に行ってきた。

どこが悪いと言うわけではなく、まあ目が悪いのだが。コンタクトのストックを買いに行ってきた。
土曜の午後ということもあり、待合室はかなり混んでいた。時間がかかるのは否めないようだ。
私は仕方なく空いている座席、もとい、座席の空いている場所に座った。

そこはテレビの正面だった。



甲子園の決勝戦の模様が中継されていた。
3対3の同点で迎えた7回裏、駒大苫小牧の攻撃。京都外大西は1年生のピッチャーが力投している。しかし粘る駒大苫小牧に、2点勝ち越されてしまう。ちょうどそんな場面だった。

 やばい。最後まで観たい。いや、観たらダメ。

だって私はこう見えて、意外と甲子園が好きだったりするのだ。全試合を欠かさず見たりと言う程ではないが、やってるとつい見入ってしまうくらい。 口にするとなんとも照れくさいが、いわゆる『青春』みたいな物に心揺さぶられる性質なのだ。きっと感動して泣いてしまう。うお、やっぱり恥ずかしい・・・。
が、まあそうなのだ。

9回表。なんとか追いつきたい京都外大西。だが最後の踏ん張りを見せる相手のピッチャーに、一人、また一人と三振を奪われていく。いよいよ次が、今年最後のバッターになってしまうのか。ストライクを2つ奪い、沸き起こる『あと1球』コールに球場が包まれた。

 やばい。ホントにやばい。どきどきしてきた。
 いっそ今順番が来てくれたら見なくて済むのに。
 でも観たい、来ないで。

猛暑の中、厳しい戦いを続けてきた両校。できるなら、どちらにも優勝旗をあげたい思いに駆られる。無理なことは分かっているけど。

そして、最後の1球。

渾身の力で放たれた白球。バットは敢え無く空を切り、試合終了のサイレンが響く。
グラウンドに駆け寄る、駒大苫小牧の選手達。その手は高々と天を指す。その向こうに、うなだれる京都外大西の選手が小さく映った。

 もーダメ。ホント弱いんだけど、こーゆーの。

やっぱりちょっと、うるっときてしまった。眼医者の待合室なのに。恥ずかしいなぁ、もう。
でもやっぱいいな、甲子園。なんか自分の学生時代を思い出しちゃう感じ。野球とは無縁だったけど。文化祭とかにみんな一生懸命だったな、みたいな。

一人そんな思い出に浸る私。しかも眼医者の待合室で。
てゆうか、待ち時間長すぎなんだけど。まだ?

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余談。
高校野球の後にプロ野球を観ると、戦い振りがなんとも打算的に思えてつまらない。もともと野球中継が好きではないと言うのもあるのだろうが、ますます勘弁してくれ父、と思ってしまう。
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