手術当日。その4
2006年 06月 09日
助手 「お疲れさまでした~。では回復室にご案内しますね~。
     足元お気をつけて、降りてくださ~い」

エキシマ室で手術がすべて完了し、助手の方に言われるまま、寝台から降ります。
視界は霞んだようなぼやけたような感じで、はっきりとは見えませんが...。




おぉ...っ、見える...!!


なんてゆーか、感動ですよ。
さっきは見えなかったものが、今は見えるんです。
メガネもコンタクトもしてないのに。

直後は視力が安定してないので、たぶんまだ0.6くらいかなって程度ですが、それでも見えることに感動です。

助手 「ではこちらで、また靴に履き替えてください」

先程履いたサンダルを脱ぎ、自分の靴に履き替えます。
そして手術室とは反対側のドアから出ると、すぐそこが回復室でした。

・回復室
ここで15~30分ほど休憩した後、診察で問題がなければ帰宅できます。
薬などは先に頂いているので、そのまま帰れるシステムになっているようです。

中は薄暗く、大きなひとり掛けのソファーが、カーテンで間仕切られるように並んでます。

助手 「ではここで、15分から30分くらい安静にしててください。
     目が乾きやすくなってますので、軽く目を閉じた状態でお休みください」
私   「はい」
助手 「気分が悪くなったりなどしましたら、
     そちらのナースコールでお呼びくださいね」
私   「はい」

名札や帽子も取り、ソファーに腰掛けると、助手の方が厚手のタオルケットを掛けてくれました。

助手 「では、時間になりましたら、また来ますので」

今はどのくらい見えるんだろう...。
などと好奇心は疼きますが、閉じたフラップがずれたら困るので、言いつけ通り軽く目を閉じてます。
ぎゅーっと閉じるとフラップがシワになったりするらしいです。
そして眠ってしまうと逆に目が乾いてしまうので、かなり暇だけど、がんばってぼーっとします。
そのうちに、後から手術を終えた方も入ってきて、同じように指示を受けて休憩してます。

余談ですが後から来たその方、でっかい音をさせながらやたらと鼻をすする人で、しかもその音がカーテンを開ける音にそっくりだったので、その度に看護士さんが呼びに来たのかと混乱しました。

ビミョーに迷惑だ...。

そして時間になり、看護士さんに案内されて行くと、同じ部屋に診察用のスペースがありました。
いつも通り椅子に座り、機械に顎を乗せて待ちます。

先生 「はい、真っ直ぐ見てー...下を見てー...。
     じゃ次、左も真っ直ぐ見てー...下を見てー...。はい、良いですよー」

そしてカルテになにやら書き込みながら、先生からお達しが。

先生 「左目は大丈夫ですねー。右はちょっと、」

えっ、失敗なの!?

先生 「中に糸くずみたいなのが入ってますねー
私   「えぇっ」
先生 「もう一回、手術室で洗浄しましょう」
私   「はぁ...」
助手 「では準備が整いましたらまたお呼びしますので、もう暫くお休みください」

そして言われるまま、また先程のソファーで休憩。
ヘコミながらも仕方なく休んでいると、後から来た人達も診察に。

先生 「はい、問題ないですねー」

そして簡単に術後の注意事項を説明され、次々と帰って行きます。

マジでー。もーちゃんとやろうよせんせー。何も私だけ失敗しなくてもいいじゃんー。
てゆーか、なかなか呼びに来ないんだけど、忘れられてないよね...?
待ってる間にフラップくっついちゃったらどうするんだろ...?

なんだか不安ばかりが胸に渦巻きます...。

15分後くらいでしょうか。準備ができたのか、再びエキシマ室へ案内されました。
名前を確認され、また帽子を被り、目薬を点されました。なぜか両目に。
そして寝台に寝かされ、毛布も掛けられ、身動きが取り辛い状態に。

私   「あの、右目だけですよね...?」
助手 「あ、そうですね。すみません、失礼しました」

私の言葉で動揺したのか、助手の方が私の顔に目薬の容器を落としやがりました。
幸い眉間に当たっただけなので良かったんですが、なんてことをしてくれるんだ。
左目に当たったら、せっかく安定しかけてるフラップがずれちゃうじゃん!
てゆーか、顔の真上に来る機械の上に目薬なんか置くのが、そもそも間違いだ。

と、そんなトラブルもはさみつつ、またシートやら器具やらで瞼を固定され、照明点灯。

うっ...まぶしぃ...!

そして照明が消され、フラップをめくり、目の洗浄に。
手術のときと同じように、目の上を液体が流れているのが見えます。
その後も同じように、ゴムベラのような器具でフラップをならし、再度照明が。

うぅっ...やっぱりまぶしぃ...!

先生 「はい、終わりですよ~。軽く目を閉じましょう~」

べりべりっ。

だから痛いんだってば地味に...。

先生 「最後確認しましたが、綺麗にできてますので大丈夫ですよ」
私   「はい、ありがとうございました...」

そして再び回復室で休憩後、診察。
今度は無事にオッケーが貰えて、やっと帰れることに。
風でフラップがずれるので、保護用眼鏡をして帰るよう言われました。
また、目が乾くと瞼にフラップがくっついて、やっぱりずれたりするので、乾燥したらこまめに点眼するようにも言われました。

視界はちょっと霞んでます。
やり直した右目の視力が左目に追いつかないのか、片目だけコンタクトが入ってるような、いわゆるガチャ目のような感じで、ちょっと気持ち悪いです。

が、とにかくやっと帰れます。
16時にやってきて、19時までかかりました。
再洗浄がなければ、もう30分は早かったと思いますが。

つづく。
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